事業紹介(サービス名:GreenHorn) ①サービス概要・経営者の想い

はじめまして。株式会社同人のオオマエです。

本日より、弊社のインターネット型マッチングサービスについて詳しくご紹介する【公式ブログ連載】をスタートします。
初回は「サービス概要・経営者の想い編」と題し、事業の紹介や弊社サービスの理念、どんな方におすすめなのかなどをわかりやすく解説します。

目次

事業紹介:創作と依頼を、もっと近くに。

あの日の”好き”が、すべての出発点でした。

この事業の原点は、一つの作品との出会いにあります。
2010年に刊行された小説、そして2013年に放送されたアニメ『変態王子と笑わない猫。』(通称「変猫」)。
その独特の世界観に心を奪われ、代表の大前は、同人誌即売会への参加やクラスタ活動を通して、青春の多くをこの作品と共に過ごしてきました。

しかし、作品の完結とともに新たな展開は途絶え、ジャンルを扱うサークルも次第に減少。公式の動きも見られなくなり、「またあの世界を読みたい」「あの作家さんの新作を見たい」といった想いだけが心に残りました。
それでも、好きであり続けた。だからこそ、強く思ったのです。

――誰かの“好き”を、途切れさせたくない。

この想いが、私たちのサービスの出発点です。


漫画や同人誌の創作を、もっと身近に

創作の世界には、「作りたい人/描ける人」と「見たい人/頼みたい人」の両方が存在します。
しかし、SNSが発展した今もなお、特に漫画や同人誌の制作において、この二者をつなぐ明確な場所は決して多くありません。

たとえば——

  • 取引相手の素性が分からず、金銭や納品トラブルなどのリスクがある
  • 制作費用やスケジュールが不透明で、依頼する側が不安を感じやすい
  • クリエイターの作風やスキルを、事前に正確に把握するのが難しい
  • 漫画制作に不慣れな依頼者が多く、認識のずれやトラブルが起きやすい
  • 制作には時間とコストがかかり、クリエイター側も受注のハードルが高い
  • 著作権や二次創作の扱いなど、法的な不確実性への懸念がある
  • 同人文化の「単独性」「非営利性」が根強く、商業的な取り組みに心理的な抵抗がある

こうした背景の中で、「創作を頼みたいけど、どうすればいいのか分からない」
「創作を仕事にしたいけど、リスクや負担が大きい」
という声を、依頼者・クリエイターの両方の現場から耳にします。


「創作マッチングプラットフォーム」という仕組み

このサービスは、誰もが安心して創作を依頼し、クリエイターは依頼や創作に集中できる環境を提供することを目指しています。

たとえ、絵が描けない人でも。
たとえ、直接クリエイターにDMを送るのが不安な人でも。
「自分だけの物語」を、この世界に形として残せる場所を。

そしてクリエイターにとっては、
報酬や契約が明確で安心できる仕組みの中で、創作そのものに集中できる環境を。
自分の作品で誰かを喜ばせ、その喜びの声や表情を直接感じ取れる実感を。

私たちは、創作をもっと自由に、もっと身近にするための仕組みを届けていきます。


サービス概要

本サービスは、イラスト・漫画・同人誌などの創作活動における「依頼者」と「クリエイター」をつなぐマッチングサイトです。
誰でも依頼を出せて、誰でも依頼を受け取れる。そして、相互のやり取りがスムーズかつ安全に進行できるよう、プラットフォームがサポートします。

※以下に記述する機能は現在開発中のもので、リリース当初は実装出来ていない可能性がございます。サービスリリース予定(2025年秋)

主な機能:

  • カテゴリー別・作風別のクリエイター検索機能
  • クリエイター側から依頼者にアプローチできる掲示板機能
  • 依頼テンプレートによる発注サポート
  • メッセージ機能+データ共有+進捗報告のコミュニケーション支援
  • 安心の仮払い・仲介決済システム
  • 評価・実績表示による信頼性の可視化
  • 会員ランク・特典制度による継続利用インセンティブ

私たちのサービスをご利用いただきたい皆さまへ

私たちのサービスは、「同人誌を依頼したい方」と「同人誌を制作できるクリエイター」の双方に向けて設計された、創作マッチングプラットフォームです。

■ 同人誌制作を依頼したい皆さまへ

既存のサービスでは、1枚絵や短いイラストの依頼は可能でも、「同人誌」という複数ページにわたる漫画作品を個人で依頼するのは非常に難しいのが現状です。SNSでのダイレクトメッセージや口約束に頼らざるを得ず、

  • 相手の素性が分からない
  • 金銭トラブルや納品遅延のリスクがある
  • 料金体系や制作の流れが曖昧で不安を感じる

といった課題に直面している方も多いはずです。

本サービスは、こうした状況を変えるために生まれました。
例えば次のような方にこそ、私たちのサービスをご活用いただきたいと考えています:

  • 昔熱中していたジャンルやカップリングを、今もう一度形にしたい方
    (例:2000年代のアニメ、マイナーカップリングなど)
  • 長年温めてきたオリジナルの物語を、漫画という形で表現したいと考えている方
  • 創作したい想いはあるが、どう依頼すればよいか分からない方

私たちは、創作に不慣れな方でも迷わず・安心して依頼できる仕組みを整え、あなたの物語をカタチにするお手伝いをします。

特に、経済的に余裕が出てきた30〜50代の方や、子育てを終えた主婦の皆さまなど、かつて創作文化に親しみながらも「もう一度創作の喜びを味わいたい」と願う方にとって、本サービスが新たな創作の扉となれば幸いです。


■ 同人誌を制作できるクリエイターの皆さまへ

あなたの「描ける力」を、必要としている人がいます。

現在、多くの漫画・同人誌クリエイターが、商業・同人を問わず、次のような課題を感じています:

  • SNSでの購買集客に限界を感じている
  • ポートフォリオや料金表の整備が難しく、依頼を受けるきっかけがつかめない
  • 安定した収益化や、将来につながるキャリア形成の機会が少ない

私たちは、そんなクリエイターの方々が、安心して創作活動に取り組める「場所」を整えることを目指しています。特に、以下のような方々にとって、本サービスは大きな可能性を持っています:

  • 商業で十分なご実績があり、「誰かが喜んでくれるなら、昔の作品をもう一度描いてもいい」と感じている方
  • 同人イベントなどでの頒布経験はあるが、受託制作にはまだ踏み出していない方
  • 漫画を描くことはできるが、仕事としての経験や実績を積みたいと考えている方
  • 将来、プロの漫画家を目指している学生や、ポートフォリオを作りたい若手クリエイターの方

創作実績の可視化、依頼者との契約や料金体系の明確化、ガイドラインの整備などを通じて、未経験でも安心して始められる環境を提供します。

「誰かの物語を描くことで、創作を収入に変えたい」
「描いた作品で、誰かの心を動かしたい」
「未来につながる実績を積みたい」

そんな想いに、私たちのサービスが応えます。

創る人、頼む人、どちらも主役に。

このプラットフォームは、単なる「お仕事の場」ではなく、創作を通じて新たな出会いや価値が生まれる場でありたいと考えています。

創る人も、頼む人も、誰かの創作活動を支えるひとりです。
そして、創作の輪が広がっていく中で、新しい物語が生まれていくことを、私たちは楽しみにしています。


ここまで読んでいただいた方へ

現在、正式リリースに向けて準備を進めております。
あわせて、6月には認知拡大と開発資金の調達を目的としたクラウドファンディングを実施予定です。

このほか、先行登録者限定の特典や、今後のイベント・キャンペーン情報については、随時SNSおよび当サイトにてお知らせいたします。

ご興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

また、ご質問・ご相談がございましたら、お問合せフォームからご連絡ください。

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