はじめまして。株式会社同人のオオマエです。前回の記事では、私たちの提供する新しい創作支援マッチングサービス「GreenHorn（グリーンホーン）」について、サービスの概要や理念、そしてクリエイター側の視点から見た活用方法をご紹介しました。
今回は、「依頼者」としてGreenHornを利用したい方に向けて、サービスの具体的な使い方をわかりやすく解説します。
「漫画/同人誌を作ってほしいけど、どこに・どうやって頼めばいいのか分からない」
「もっと自由に、直接好きなクリエイターとやりとりしたい」
「SNSでの依頼は不明瞭で、断られるのが怖い。不安で腰が重い……」
そんな声に応えるべく、GreenHornは「創作をもっと自由に、もっと身近に」をコンセプトに誕生しました。
クリエイターと依頼者がやりとりできる新しい場として、また「こんな創作をお願いしたい」という気持ちを気軽に形にできる場所として、私たちはこのプラットフォームを運営しています。
それでは、ここからは依頼者としてGreenHornを使うためのステップを順にご紹介していきます。
※以下のブログ記事は現在鋭意開発中の構想であり、サービスリリース当初は実現していないものやサービス形態が異なる場合がございます。利用規約等も現在整備中です。
【Step1：
アカウント登録と
プロフィール作成】
GreenHornを利用するには、まず無料のアカウント登録が必要です。登録は非常にシンプルで、以下のいずれかの方法で開始できます。
- メールアドレスとパスワードを入力して登録
- GoogleアカウントやX（旧Twitter）などのSNSアカウントでの連携登録(弊社で対応できしだい機能化)
登録後は、ログイン画面からマイページにアクセスできるようになります。
■ 依頼者プロフィールを整えよう
アカウントを作成したら、次にプロフィールの入力を行いましょう。これは、依頼を受けるクリエイターにとっての「信頼材料」となる重要なステップです。クリエイターは依頼者からお金を頂く以上、信頼できる人間なのかをまず最初に確認します。
以下の情報を入力・設定しておくことで、やり取りがスムーズになるだけでなく、応募が集まりやすくなります。
- 表示名（ニックネーム可）
実名でなくてもOKですが、誠実な印象を与える名前が望ましいです。 - アイコン（任意）
親しみやすさや、自身が依頼する作品のイメージを伝えるのに効果的です。 - 自己紹介・依頼スタンス
どんな作品を依頼したいのか、どのような関わり方を希望しているのかなどを簡潔に記載します。
例：「趣味で創作していますが、オリジナルキャラのイラストをお願いしたいです」
例２：「〇〇の作品/ジャンルが大好きです。私の世界を描いてくれる人にお願いしたいです」など。 - 支払い方法の設定（※必要な場合）
初回の支払い前に設定が必要です。銀行振込やクレジットカードなど複数の方法をご用意しています。
■ プロフィール作成のコツ
依頼のお相手は企業ではなく、一人ひとりの個人クリエイターです。良い作品を生み出すためには、インターネット上でも「顔が見える依頼者」として振る舞うことが、信頼関係を築く第一歩となります。
文章は短すぎず、過度に丁寧すぎないことが大切です。誠実さが伝わる言葉遣いを心がけましょう。
特に、創作依頼が初めての方は、最初に「初めての利用で不安がありますが……」といった一言を添えるだけでも、クリエイターに安心感を与えることができます。
【Step2：
依頼の出し方は2通り！
目的に合わせた
アプローチ方法】
GreenHornでは、依頼者が「こんな作品を作ってほしい」とクリエイターに依頼を出す方法として、2つのアプローチを用意する予定です。
【アプローチ①】掲示板に案件を投稿する（＝クリエイターからの応募を待つ）
依頼者から見て受動的応募を待つ方法です。Green Hornでは、掲示板形式を採用し、マイページから掲示板上に案件を公開できます。
以下のような情報を記入します：
カテゴリ選択（漫画制作／同人誌依頼 など）
該当するカテゴリを正確に選んでください。
タイトル（内容が一目で分かるもの）
ジャンル・原作・キャラクターなど、依頼の概要がすぐに伝わるタイトルをつけてください。例：「◯◯ジャンル二次創作／◯◯キャラ中心4P漫画」
依頼の詳細（※最も重要な項目です）
依頼の背景、制作物の内容、希望する納品形式、希望納期などを具体的に記載してください。
※漫画・同人誌制作は、金額・納期・技術面など、想像以上に専門的かつ複雑な作業が伴います。
弊社がご用意する記入フォーマットや、事例紹介を参考にしながら、できる限り詳しく記述してください。
報酬額・条件
受注するクリエイターによって条件は大きく異なりますので、あくまで目安となる金額や条件を記載してください。
こちらも、ご自身の想定だけでなく、フォーマットや事例を参考に記入してください。
参考資料（任意）
作品のイメージや世界観が伝わる資料があれば添付してください（例：既存のキャラクター資料、雰囲気に近い作品例など）
【アプローチ②】気になるクリエイターに直接依頼する
掲示板に投稿しなくても、クリエイター一覧やプロフィールページから、気になる人に直接依頼メッセージを送ることも可能です。
直接依頼のメリット：
- 特定の作風・技術を持つクリエイターにピンポイントで声をかけられる
- 掲示板で待つ必要がないため、能動的にスピード感を持ってやり取りできる
- クリエイターが現在案件募集をしていなくても、交渉や条件次第で受けてもらえる場合がある
「この人にお願いしたい！」と思えるクリエイターがいれば、プロフィールや過去作品をよく確認し、丁寧な言葉で相談メッセージを送りましょう。
しかし、クリエイターに直接依頼をする際には、特にその依頼の仕方に十分な配慮が必要です。
弊社が提供するフォーマットや制作のロードマップを事前に理解したうえで、クリエイターに好印象を与えられるような、無理のない内容で依頼することが大切です。
クリエイターは、これまでの経歴にかかわらず、弊社のサービス環境においては「制作のプロフェッショナル」です。
報酬を支払う立場であっても、横柄な態度や投げやりな対応は避け、社会人として礼節をわきまえた丁寧なコミュニケーションを心がけてください。
掲示板経由でも直接依頼でも、クリエイターとやり取りを開始したら、ここからはコミュニケーションと交渉のステージです。
【Step3：
クリエイターとの
やりとりと
依頼選定の進め方】
■ 応募が来たら、まずはメッセージで相談(掲示板からのアプローチ)
掲示板に案件を投稿すると、複数のクリエイターから応募が届く可能性があります。
応募内容やプロフィールを確認し、気になるクリエイターがいれば、「メッセージ」機能を使って、以下のようなポイントをやり取りしましょう。
※なお、サービスリリース初期は安全性の観点から、メッセージ機能には外部ツールを使用する予定です。
- 過去の作品例（ポートフォリオ）を見せてもらえるか
- 希望納期に対応可能かどうか
- ご自身の要望に対する提案内容の確認
- 制作の流れや修正回数のおおよその目安
上記以外にも、確認すべき点は多岐にわたります。
実務においては、契約書を交わすことを推奨しており、依頼者が提示した文書をもとに内容をすり合わせながら進行していく形となります。
（※依頼文書のひな型は、弊社にてご用意しております）
丁寧に対応してくれるクリエイターは、信頼できる長期的なパートナーになりやすい傾向があります。
■ 直接依頼時もまずは「相談から」始めよう(直接依頼)
いきなり「これを作ってください！」と一方的に依頼するのではなく、「こういう作品をお願いしたいのですが、ご対応いただけますか？」という相談ベースのアプローチが望ましいです。
① プロフィールと実績をしっかり確認する
作品サンプルやポートフォリオリンク、得意ジャンルや活動歴、過去の依頼実績や依頼受付中かどうかのステータス表示など
② 初回メッセージで伝えるべき基本情報
できるだけ以下の項目を最初に提示すると、クリエイターも安心して検討できます。
依頼内容の概要（どんな作品を、何に使いたいのか）、希望納期（ざっくりでも構いません）、予算・報酬額の目安、希望する納品形式（jpg/png/psd/clipなど）、制作への参考資料があるかどうか、用途や公開範囲（主に権利について。SNS掲載OKかなど）
③ 相手の都合も考慮してやり取りを進める
すぐに返事が来ない場合も、焦らず1～2日は待ちましょう。断られた場合は、感謝の気持ちを忘れずに伝えることが信頼構築につながります。忙しい時期や事情により返信が遅れることもあるため、柔軟な対応を心がけましょう
■ 直接依頼のメリットと注意点まとめ
メリット
・狙った作風の人に頼める
・待ち時間なく交渉開始できる
・ライバルが少ない
注意点
・断られる可能性もある
・報酬や納期交渉が必要になる
・やり取り次第で信頼感が変わる
直接依頼は「クリエイターとの相性が明確なとき」「過去にやり取りしたことがあるとき」に特に有効な手段です。
この段階で料金や納期・条件などが合意できたら、依頼を正式に進める形になります。
■ 依頼の確定と契約の流れ
クリエイターとの内容がまとまったら、GreenHornのシステム上で「依頼確定」処理を行います（※仮払いまたは合意確認ボタンなどの機能を利用）。
依頼確定後は、制作が始まり、納品までやり取りを続けていく形になります。
記事が長くなるので
ここで分割をして、
STEP4からの続きは、次回の記事で書きたいと思います。
また、サービス公開に先駆けて、2025年7月にクラウドファンディングを実施予定です。
これはサービスの認知向上と、開発・運営資金のご支援をお願いする取り組みで、支援者の皆さまには割引特典や限定プランなどのリターンもご用意する予定です。
皆さまからの応援が、サービスの現実化と加速に直結します。詳細は改めてご案内いたしますので、続報を楽しみにお待ちください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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